毎日エアコンの冷気 下痢が続いて 身体もだるく 疲れも溜まっての漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
宮城県 男性 60才
運送業で毎日エアコンの冷気で快適な運転でしたが、最近下痢が続いています。
身体もだるくなり疲れも溜まっています。
妻に、もしかしたらエアコンで冷やされて身体全体がおかしいのでは、と言われ、漢方の先生をしている先輩に相談しました。
先輩の先生より中医学(漢方)的には「脾腎陽虚(下半身の腎と消化器あ)」で、冷えが内臓全体が機能不足をおこし下痢などの症状が出ると、先輩の先生に教えてもらいました。
下半身と胃腸を温める漢方養生と生姜の配合された、養生茶や食養生を提案され、エアコンの温度を少し上げて腰から下にストールで冷え過ぎを改善する方法があると言われ 腹巻と膝の上にタオルをかけました。
冷えと下痢が止り、安心しました。
先生からは冷房で調子の悪いときは舌が白くなりやすいのでと、舌の見方のわかる「自分でできる診断術、中医学読本」の小冊子を頂き、鏡で見ると先生の言うように私の舌は真っ白でした。
先輩からは、今は桃がおいしく、桃は体を温めるので沢山食べるよう話されました。
中医学では「舌は内臓の変化、異常を写す鏡」とも言われ、最近は日本でもご自分の舌をチェックする方も増えてきました。
12年前、研究会の「中医健康カレンダー」の体質、タイプ別養生法のカレンダーを企画制作を担当し、タイプ別に「舌」の見分け方と食養生を制作しました。
その中に「未病」や「中西医結合」という言葉が出てきますが、漢方の専門性と西洋医学のハイテク技術の融合が進む事をカレンダーの表紙に描いた事が、今は当たり前の事になっています。
この様に「体調、体質、舌」は季節の移り変わりや体調の変化などを見逃さない「未病先防」と言う言葉があり、病気にならないうちに予防する考えで「中医学(漢方)の基本的」な考えで「中医学の真髄」です。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1